犬の認知症・痴呆
高齢犬の苦痛と5つの自由

 できるだけ苦痛のない生活を送らせてあげたいと思うのは、どんな飼い主でも共通する気持ちだと思います。でも「苦しそう」か「苦しそうじゃない」かだけで判断するのは、主観的な評価になってしまいます。  そこで知っておいてもらい […]

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犬の認知症・痴呆
動物愛護と動物福祉

 老犬の介護、老犬の看取りを考えるうえで、重要なキーワードがあります。それは動物福祉です。動物福祉とは、動物の生活の質を表す言葉です。日本では動物愛護という言葉の方がポピュラーですが、動物愛護は日本独自の言葉で、世界的に […]

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犬の認知症・痴呆
犬の認知症を看取る

看取るとは?  日本人にとって「看取り」とは、単に「死に立ち会う」ことを指すわけではなく、命の最期を尊重し、静かに寄り添うことに深い意味を持っています。これは、人生を一緒に振り返り、生きた証を心に刻みながら、故人をこの世 […]

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犬の認知症・痴呆
犬の認知症治療と漢方薬

『漢方薬』という選択肢も  人の認知症治療では、漢方薬は重要な選択肢の一つになっています。犬の認知症の治療ではまだまだ実例に乏しいのですが、私自身は臨床で使用している中で効果を実感しています。  人の認知症の症状は、大き […]

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犬の認知症・痴呆
犬の認知症の薬物療法と神経伝達物質の関係

 認知症の薬物療法には、認知機能の回復や、認知機能低下による不安の軽減など、直接的な認知症症状の緩和のための薬物療法と、夜鳴きなど、人の生活に大きく影響を与える犬の行動をマネジメントするための薬物療法があります。前者はさ […]

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犬の認知症・痴呆
認知症に対する薬物療法の目的

 認知症を発症した犬との生活では、昼夜逆転や夜鳴きなどの症状によって、飼い主の生活にも大きな影響が出ます。飼い主が介護生活に疲弊してしまうことは、飼い主のQOLも愛犬のQOLも下がってしまうことにつながります。  これま […]

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犬の認知症・痴呆
犬の認知症ケアに対する、かかりつけ動物病院と、行動診療科の役割分担

かかりつけ動物病院や行動診療科に相談することで、得られるものはたくさんあります。  高齢犬の行動の変化は、認知症だけで起こるものではありません。様々な身体機能の低下によっても引き起こされます。かかりつけ動物病院では、現在 […]

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犬の認知症・痴呆
犬の認知症のオンライン診療

 犬の認知症についてセカンドオピニオンを得たい、行動診療科での治療を受けたいと思っても、近くにないし、高齢の犬を長距離移動させるのも憚られるという悩みを持つ飼い主さんもいらっしゃるでしょう。そんな時に頼りになるのが、オン […]

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犬の認知症・痴呆
犬の認知症の動物病院選び、どうしたら?

 愛犬が認知症になった時に、獣医師や愛玩動物看護師からの助言を受けることは、とても重要です。犬の認知症も犬の介護も初体験という方は少なくないでしょう。ベテラン飼い主さんであっても、認知症の子を何頭も見送ってきたと言う方は […]

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犬の認知症・痴呆
本当に認知症?それって身体の不調かも

 認知症かも?と思っても、実は別の疾患だったと言うことはよくあります。脳腫瘍は主に高齢犬で発生する疾患であり、脳腫瘍が、正常な脳神経を圧迫することで、異常行動を生じさせることのある疾患です。特定の方向にぐるぐる回る行動が […]

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