こんにちは!
こちらのQ&A記事では飼い主さんからよく寄せられるご相談にお答えします。

今回のご相談はこちら!

「ケージから出して遊ぶ時、人の手や足、腕を咬んできます。」

「ケージの中にいる時、ケージの柵・トイレトレーの縁・給水機をガジガジ噛んでしまいます。」

…などなど今回は咬む(噛む)行動について回答していきます。

咬む(噛む)行動は何もしないでいるとエスカレートしていくこともありますからね…

 

【回答】(ONELife代表 奥田順之)

そもそも犬は咬む生き物です。そのため咬まないようにすることはできません。一方、適切なものを咬ませることはできます。そのためには、咬むおもちゃ(フードを中に入れられるおもちゃ)を使い、咬む方向性をおもちゃに向ける必要があります。

とはいえ、それで十分にエネルギーが発散されるわけではありません。ケージの中にいても活動したくてたまらないわけです。ですので、ケージの中にいるときに、ケージの柵をかじってしまうことはあきらめてもらった方がよいでしょう。飼い主さんのことを咬まなければOKと考えてもらって、ケージをかむことで欲求が少しでも満たされるなら、それは認めるべきだと思います。

さて、子犬が飼い主さんに噛む状況としては、以下の7パターン程度に分かれるかと思います。

①自由にしている時に、飼い主さんが携帯やテレビを見ていて相手していないときに噛む
②自由にしている時に、ひとりで走り回って興奮した後に噛む
③飼い主と遊んでいる時(ロープ遊び)に、興奮が強くなって噛む
④飼い主が撫でようとしたときに噛む
⑤飼い主が抱っこや、ブラッシングをしようとしたときに噛む
⑥フードを与えた際に唸り、手を出すと噛む
⑦靴下やティッシュなど物を守って噛む

たいてい①~④あたりが多い傾向にあります。ケージから出すと興奮して咬むということはよくありますね。②あるいは③にあたります。いずれも、咬むことを抑制するというよりは、興奮させないようにするということが大切です。

対応としては、以下のような対策が当座の対策として有効です。

1:リードをつける
家の中でもリードを着けておくと、走り回って興奮することを抑えることができます。

2:ケージから出すときは必ずフードを用意してから出す
フードをお皿から与えるのをやめて、すべて手から与えるようにすると良いでしょう。

3:床に座らず、椅子に座る
飼い主さんが椅子に座るようにすると、犬が手や腕や顔を咬むことはほぼできなくなります。咬まれると余計に飼い主さんのリアクションで興奮させてしまいます。椅子に座った状態で関わることで距離を取って興奮を抑えられます。

4:撫でない
撫でることは興奮を助長します。特に頭を激しくなでないようにしましょう。

以下のURLの記事は、参考になります。

子犬のひどい噛み癖のしつけ方|ぎふ動物行動クリニック

【獣医師解説】子犬の噛み癖のしつけは、叱って止めるはNG。子犬が噛む原因は『興奮』にあります。噛む行動をやめさせるのではなく、興奮を抑える予防的対応が必要です。

 

以上、咬みつきで悩まれている方の参考になれば幸いです。