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柴犬しつけ&噛み癖研究所

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柴犬の子犬のかみつきのしつけ(動機と種類)

投稿日:2016.01.22|柴犬しつけ&噛み癖研究所

柴犬の子犬の問題で、最も相談が多いのが、噛みつきです。

まだ歯が生え変わっておらず、鋭いために手が傷だらけになってしまう飼い主さんも多くいらっしゃいます。

子犬が噛むと言っても、実は動機(きっかけ)があります。噛むことを止めていくために、すべての噛みつきを一つの方法で止めることはできません。それぞれの動機を知り、動機に合った対処法を用いることが重要です。ここでは特に子犬に焦点を当てて、柴犬の子犬が噛みついてくる動機(きっかけ)について紹介していきます。

①遊んでいて興奮して咬む

子犬の咬みつきで一番多いのが、遊んでいて興奮してきた延長で咬むというものです。しかし、歯がとがっていたり興奮しすぎていることで力の加減ができなくなり、飼い主さんの手から血が出ることもあります。

また、子どもが相手の場合では特に、噛むと「ヤダー!キャー!」と騒いでしまうことにより、よりテンションが上がってしまうことで、子犬のテンションを上げてしまうことになります。

遊ぶ

テンションが上がる

遊び噛みで手に歯を当てる

飼い主さんがが騒ぐ

犬のテンションが上がる
(噛むことに報酬が与えられている状態)

もっと噛んで楽しもう

という学習が成立してしまうことがあります。飼い主さんの手を噛むこと自体が、楽しい遊びとなってしまっているという状態です。子どもさんへの噛みつきの場合では、子どもさんがピーピー鳴るオモチャのような役割を果たしてしまうこともあります。

②触られること・拘束が嫌で咬む

次に触られると噛む、リードをつなごうとすると噛むというものがあります。これは触られることが嫌だったり、リードをつながれて動きを拘束されることが嫌というのが動機です。抱っこしようとすると噛む、ブラッシングをする噛む、リードを着けようとすると噛む、ハーネスを着けようとすると噛む、サークルに入れようと子犬を追いかけ捕まえようとすると噛む等がこれに当たります。

噛むと、飼い主さんが手を引き、拘束から逃れられることを学ぶと、より噛みつきが強化されることもあります。

飼い主が抱っこしようとする

噛む

飼い主が手を引く

逃げることが出来た
(嫌なことを回避できたことで、報酬が与えられている状態)

咬めば嫌なことから逃げられる

という学習が成立してしまうことがあります。

③かまってほしくて咬む

かまってほしくって咬んでくるということもあります。靴下の上から足をかじってくる、スリッパをかじってくるなどをすることがあるかもしれませんが、そういうことをすると「もう!」とか「ダメダメ」「ヤメテー!」と言う形で飼い主さんにかまってもらえるんですね。

飼い主さんに無視されている

スリッパを噛む

飼い主さんが反応する

かまってもらえた
(かまってもらえた事で報酬が与えられている状態)

もっと噛んで遊んでもらおう

という学習が成立してしまうことがあります。

④その他の咬みつき

咬みつきを伴う攻撃行動には多数の種類があり、犬それぞれに動機づけは異なってきます。子犬の場合、上記3つが多いわけですが、その他の咬みつきの可能性も十分に考えられます。

例えば、お皿を守って咬む場合もありますし、葛藤を処理しきれずに咬む場合、犬への攻撃や恐怖の転嫁性で咬む場合などもあります。
それぞれの動機づけで対処法が異なってきますので、しっかりと専門家のカウンセリングを受けて、対処していく必要があります。

それぞれの動機に合った対処を

①遊んでいて興奮して噛む、②触られることや拘束が嫌で噛む、③かまってほしくて噛む、それぞれの動機によって対処法は異なります。

例えば、『子犬に噛まれたら「イタイ!」といいなさい』という指導は良くありますが、②触られることや拘束が嫌で噛む場合に、「イタイ!」と言ったところで、『良かった。噛んだら逃げられた。今度も同じ状況になったら噛もう』ということを学習させるだけです。

子犬の噛みつきへの対処法については、次エントリーにて紹介いたします。