抑制と解放の組み合わせで、脳の筋肉を鍛えよう!

マテは生活の中でも特に良く使う項目です。例えば、散歩に行く時に玄関でマテさせてから出かけたり、人に飛びつかないように制止したり、足を拭くときに使ったりします。トレーニングやしつけは、犬が人間社会の中で安心して暮らしていけるように自制心(我慢力)を育んでいくことも重要な目的の一つです。自制心とは、犬自身の欲求だけで行動するのではなく、飼い主さんや、他の人や犬と協調しながら行動できることを指します。トレーニングの中でもマテは特に自制心を必要とする項目です。

抑制と解放のバランス

マテは犬の欲求を抑制し、自制心を鍛えるトレーニングですが、抑制ばかりでは犬は欲求不満になってしまいます。そこで、抑制の後には、欲求の解放も忘れないようにしましょう。つまり、マテをさせた後には、オモチャをつかまえたり、散歩や運動など、欲求を発散させることが大切です。

『 抑制 』⇒『 解放 』の順序で行うことで、解放すること(=オモチャや散歩そのもの)が、抑制すること(=マテ)のご褒美となります。行動をご褒美として用いることで、オヤツ以上の効果を得ることが出来ます。

成功が成長のカギ!

マテを教える時のポイントは、『失敗』させないことです。犬は繰り返した行動を覚えていく傾向があります。失敗を繰り返せば、失敗を覚えてしまいます。同じレベルで2度失敗したら、3度目は挑戦せずに、『レベルを下げる』ことを忘れないようにしてください。そして成功を積み重ねていくことで、徐々に成長していきます。

愛犬たちは必ず成長します!じっくりゆっくりを大切に向き合っていきましょう☆

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