こんにちは!
こちらのQ&A記事では飼い主さんから過去に寄せられたご相談をご紹介します。
今回のご相談はこちら!
「トイレトレーの上でオシッコもウンチもしていたのに、ウンチだけ横のベッドの上でするようになってしまいました…」
確かにウンチだけ別の場所でしてしまうんですってご相談はちょこちょこありますね。
この間までできてたのに~なんで~?ってなりますよね~
【回答】(ONELife代表 獣医行動診療科認定医 奥田順之)
ベッドの上でウンチをするようになったということについて以下のような可能性が考えられます。
①ウンチをする際に動き回る範囲が広がった
身体が大ききなっていますので、ウンチをする際に回転する行動をとるときに、動き回る範囲が広くなって結果としてベッドに排泄している可能性があります。
②ベッドでウンチをするといいことがあった
ベッドでたまたまウンチをした際に、飼い主さんが片づけるときに、犬をケージから出すなどがあり、ウンチをベッドの上ですると出られる、いいことがあると学習した可能性があります。
③トイレが汚れている
トイレに1回でも排泄がしてあると、それを嫌ってその上で排泄しない子はいます。排尿はすぐに片づけないかもしれないので、結果としてウンチをする際にトイレを避けるようになっているのかもしれません。
対応としては、ケージの広さを広くすることが考えられます。
あるいは、ケージの外で排泄させるようにすることもよい方法です。
タイミングを見計らって、ケージから出し、トイレ専用の別のサークルを用意しその中に入れます。排泄したら、トイレ用サークルから出し、遊んであげましょう。
以上、トイレトレーニングでお悩みの方の参考になれば幸いです。
ぎふ動物行動クリニック(岐阜本院・浜松分院)の問題行動診療
犬のしつけ教室ONELife/ぎふ動物行動クリニック(岐阜本院・浜松分院)では、獣医行動診療科認定医の奥田順之が院長を務め、行動診療専属の獣医師が2名、CPDT-KA資格を持つトレーナーが2名在籍し、犬の噛み癖、自傷行動(尻尾を追って噛む、身体を舐めすぎて傷ができるなど)、過剰な吠えなどの問題行動の相談・治療に取り組んでいます。
岐阜本院では岐阜・愛知など東海地方を中心に、浜松分院では静岡県西部周辺地域(浜松、磐田、掛川、豊橋、新城など)を中心に診察・往診を行うとともに、全国からの相談に対応するために、オンライン行動カウンセリング、預かりによる行動治療を実施しています。
また、岐阜教室・浜松教室にて対面でのパピークラス(子犬教室(初回無料))を実施しております。
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