柴犬しつけ&噛み癖研究所
柴犬の攻撃行動の本当の原因は『しつけ』にあらず!?
2016年1月15日 柴犬しつけ&噛み癖研究所
柴犬の噛みぐせは、身体の病気でも発生する! 柴犬では噛みつきの問題行動の相談がとても多くあります。ぎふ動物行動クリニックでは、症例の20~30%は柴犬の噛みつきでした。 (※本来は「咬み」が正しい場合もありますが、「噛み …
柴犬の攻撃行動への対応法。『しつけ』じゃない方法も!
2016年1月10日 柴犬しつけ&噛み癖研究所
柴犬の攻撃行動に対しては、正確な診断を行った後、治療として、身体疾患の治療、攻撃行動の発現の回避、犬の欲求を満たす、行動修正法、薬物療法を体系的に行っていく必要があります。 「しつけの問題」「犬が人の上に立っている」など …
飼い主を噛む・機嫌が悪い・尻尾を追う
2015年12月7日 柴犬しつけ&噛み癖研究所症例報告|ぎふ動物行動クリニック
こんにちは。ONELife/ぎふ動物行動クリニックの獣医師の奥田です。 写真はウチの愛犬のしんさんです。 柴犬の問題行動の相談は本当によくありまして、毎週何かしら新たな相談をいただいています。 …
行動の周期性について
2015年7月26日 柴犬しつけ&噛み癖研究所
動物は様々な行動の周期性を持っている。概日リズムは24時間ごとのリズムを指し、行動発現の基盤となっている。概日リズムは体内に備わった振動体によって作り出されており、その中枢は視交叉上核に存在する。概日リズムは正確な24 …
行動診療でよく使われる薬剤(アザピロン系薬)
2015年7月26日 柴犬しつけ&噛み癖研究所
アザピロン系薬は、セロトニン1A受容体に作用し、セロトニン作動性神経を活性化し、抗不安作用等を発現します。 TCAS、SSRISと同様に、作用発現までから2~3週間必要です。TCASやSSRISへの反応が弱い症例に用いま …
行動診療でよく使われる薬剤(TCAs)
2015年7月26日 柴犬しつけ&噛み癖研究所
TCAsとは三環系抗うつ薬の略称で、SSRIS(選択的セロトニン再取り込阻害薬)と同じように、神経終末におけるセロトニンの再取り込を抑制することで、抗不安作用などを発揮します。 また、抗ヒスタミン、抗コリン、交感神経α1 …
ジアゼパム~行動の治療で使用される薬剤~
2015年6月1日 柴犬しつけ&噛み癖研究所
ジアゼパムは、ベンゾジアゼピン系抗不安薬と呼ばれる薬で、不安を和らげる作用と同時に、脳全体の活性を落とす作用があります。体重1キロ当たり1回0.5~2㎎を1日に2回~4回飲ませます。 ジアゼパムは、脳のGABA受容体(チ …